□ [ケータイ小話] ケータイと親子
ケータイが普及して、子供の友人関係が解りにくくなった。」「ケータイに依存すると、親と子のコミュニケーションの機会が減り、親子関係が希薄になっていく。」そんな意見を、テレビ・新聞などのマスコミで見聞きすることが多い。
確かに、ケータイの登場によって、親子のコミュニケーションのあり方は「変わって」きているのは事実だ。しかし、その変化は、単純に「崩壊」であるとか「希薄」であるとか、マイナスのイメージに帰着させるだけで、まとめきれるものではないと考える。ケータイは、親子間の関係においても、戦略的に高い利用価値を持っているし、現実に、多くの親子がケータイを利用して、親子関係の維持・構築・進展を図っている。私は、ここ数ヶ月行ってきた、家族内でのケータイ利用に関するフィールドワークを通して、そう考えるにいたった。
